COLORFLY C4 2012~

約4年前に書いたCOLORFLY C4の記事です。
Evernoteに残っていたのを発見したので、タイムライン形式で記事にしていきたいと思います。

C4とは当時、HIFIMANと双璧を成したアンプ内蔵高級DAP(ハイレゾDAP第一世代)の事で、walkman使いだった僕に取ってこのアンプ内蔵のC4は、その値段(購入時は8万程)に畏怖を覚えつつも、憧れの存在だったので、葛藤しながらも購入した時は非常に感動した事を今でも覚えています。
購入時、HIFIMANとどちらを買うか迷っていましたが、このスチームパンク風のデザインが素敵過ぎ、更にバックのエンブレムに惚れ込み、購入を決意しました。
2016年現在、数多のDAPが存在しますが、僕は未だにC4のデザインが1番と思っています。

ではレビューに移っていきます。


2012 9/8
今日待ちに待った念願のCOLORFLY C4が届いたので、
ファーストインプレしていきたいと思います。
C4は僕のAndroidのホーム画面にするほどデザインが気にっていて、
ずっと憧れていた高級DAPだったので買え本当に感激です。
写真のイヤフォンは、同じドイツ製で女房役のIE8です。
【外観】
スチームパンク風の外観です。
後部から側面にかけて木材で覆われ、
正面は金属で構成され、ボタン類はプラスチックで出来ています。
金属は銅で傷が付いても目立ちにくく、この点は高評価なのですが、
ボタンのプラが高級感に欠けます。ここも金属なら最高だったのに…。
それでも最高に格好いいデザインです!
でも操作性は最低です。
【UI.拡張性】
いや、普段はiPhoneやAndroid、ウォークマンを使っているので
このUIは本当に使いにくい。その操作性と相まって僕が持っているDAPの中で
史上最低の使い心地です。
そして拡張性。まずラインアウトが付いてません。
コアキシャルが付いているのですが、対応するアンプが少ない為に拡張性が乏しいです。
コアキシャル対応のfiio e17かibasso d12で拡張予定。
音があまり変わらなくEQで高低を弄れるfiio 17が有力候補。
【音質】
使い始めて5時間程度ですが音が変化してきました。
初めは高域が目立ち過ぎ、高音が酷く耳に刺さっていましたが、
今はたまに刺さる程度まで落ち着いています。
高音はホントにじゃじゃ馬でしたが、逆に低音は聴いた事が無いような音で驚く程に沈みます。
音傾向はフラット寄りでクリア。上は凄く伸び、下は上記したようにかなり沈みます。解像度もかなり高いです。
ですがその解像度やこの性格の為に、今現在使えるイヤフォンは限られてきます。
まずERシリーズは同じような性格な為、高域が増幅され非常に聴き疲れしてしまいます。耳も痛い。
やはりC4はシングルBA型よりもD型の方が合うのかもしれません。
手持ちならIE8、800STなどが良い音を鳴らしてくれます。3driverの10proもBGMのみならかなり良い音を鳴らしてくれます。
またソウルやトブルベ、マイルスなども相性が良さそう。
使う機種をかなり選ぶ機種ですが、ガッチリ合えばかなりいいです。
2012 9/9 追記

いや、ライブ音源はマジでヤバいです。
IE8で聴いているんですが、伸び、張り、切れ、沈み…全てが凄い!そのお陰で元々狭い音場が更に狭まりましたがw
アンプ内臓とは言えここまでiPhoneやウォークマンと差がでるとは夢にも思いませんでしたよ。
ホント手持ちのイヤフォン達は本領発揮出来ていなかったんだとつくづく思わされてしまいます。
今で30時間くらいのエージングなので、目標の100時間まで約1/3です。
これからまだ音が変わると思うので年がいなくワクワクが止まりませんwww音場が広がればいいなw
あと24bit/192khzに手持ちの音源をアップサンプリングしたのですが、
自分の耳じゃ劇的な変化を感じ無かったので、
ソース16bit/48khzでC4の24bit/192khzリアルタイムアップサンプリングのSRCで対応しています。
こちらも僕の糞耳じゃ微々たる差しか感じませんが、24bit/192khtの1曲の容量6倍よりはマシだしw
フラシーボでも16bitより綺麗に感じるなら、こちらで満足しようかとw 微々たる質より歴然たる物量ですねw
2013 1/28 追記

C4を購入して早くも5ヶ月が経ちました。その音質はホント関心するばかりです。
バーンインも程良く進み、あの激しく刺さっていた高音の刺激もなりを潜め、刺さるか刺さらないギリギリのラインで、明るく刺激的な高音を脳に響かせています。
解像度はあまり変わりないのですが、バーンインが進んだせいか、当時のクリア感から、一枚の薄いレースが掛かった感じでもやついたかな?って感じかな?
その分音が柔らかくなったので、IEM、HP共に機種の選別がしやすくなったかなと。
そうそう、女房役のIE8を紛失してしまい、最近は主にAKG K702とbeyer DT990proの2つをジャンルに分けて聴いていますが…もうIEMには戻れない音質ですね。

HPを頻繁に使う様になり、C4の音の更に向こうまでが気になり始めています。
据え置きには絶対に行かないと決めていたのですが…やはり手持ちのHP達をフルポテンシャルで鳴らしてあげたいという誘惑には勝てそうになく、手始めにラックスマンのDA-200を買ってしまいそうな勢いですw
そのDA-200とC4をベルデンの同軸で繋いだ音を聴いてみたいし、PCとM2TECH
のhiFace TWOをUSB接続、DA-200と同軸接続して色々なPC内の資源を楽しんだり、hiFace TWO、C4、DA-200を全て同軸で繋いだらどんな音になるかとか夢が広がっておりますw
将来的にはP-1u、もしくはハイエンドのP-700uの導入も予定しているので、テレビ、PS3、プリアンプも含めたAV機器の音響統合も計画しているので、ホントにワクワクして堪りませんww
いや、ホントこのC4に出会わなければ、僕はこの夢も見れなかったりのでC4には感謝感謝ですね。散財は激しくなりそうですが...w


2013 7/29 追記

多分これが最後の追記になるかも。まぁ購入一年目にまた追記するかもだけどw
上記でDA200を購入したいって記載したけれど、その1つしたのDA100をつい最近購入した。
DA100は購入して間がないので、バーンインはまだ完全に終わっていないが、これとC4を比べると音質の差は歴然とは言わないまでも、C4で音楽をよく聴いている僕から言わせるとかなりの違いを感じる。
まず解像度。これは微量な差しか感じないが、僅かにC4が勝っている。k702で比べたのだがどちらもクリアな音質だがDA100の方が曇っていて、情報量と云うか、1つ1つの明度の違いを僅かだが感じる。
高音は明らかに違いを感じる事ができた。


2014 3/15 追記

やっぱ最後になんなかったなw
一年記念は忘れててかかなかったけどw
んじゃまず現在の環境から。
秋頃に JADE casaと云うHAPを追加。
更にHP、HD800も購入。
プロジェクターも買っちゃったので、元々持っていたプリとスピーカーも繋げれる事で、上で書いてた様にAV環境の統一化もある程度は整った。
で、話はオーディオに戻すと…。
やはり環境が良くなればソースが気になるもの。その曲の録音状態にかなり左右され、昔は楽しみながら聴いていた曲(MP3だがw)なども、その録音状態が丸裸にされてしまい、聴けない曲はホントに吐き気がするくらい聴けないものになってしまった。
音楽を聴く時は、その字の如く楽しみながら音を聴くを忘れずにがモットーだっのだが…やはりHD800はそれを許してはくれなかった…。
だが JADE casaにはダイナミックモードと云う物が存在し、それをオンにすると低音がブーストされ、迫力のある音楽を楽しむ事ができる。DA100にも2つのモードがあり、それをソースにより変更(まぁ殆ど2だけどw)。更にC4のEqを弄る事で、その曲その曲を自分好みに追い込む事で再び音楽が楽しめる様になった。
C4を買ってからEqで音の追いこみは、そのHPやIEMの性格を殺しかねないので邪道だと思っていたが、やはり音楽は楽しむもの。自分の好きな音、好きなアーティストで時間を有効に使うことで満足感を得る事が大事なので、C4を買ってからは禁じ手と思い込んでいたEqも、これはこれで有りなのかなとパラダイムシフト出来たかな?とw
また、HD800は上流の微々たる音の違いにも素直に追従してくれるので、その解像度と音場の広さで、ライブ音源などは、ホントにそのばに居るような錯覚をもたらせてくれる(それに伴い音量はかなり上げるがw)。
まぁそんなこんなで、最近新たに始めた趣味のパイプを吸いながら、好きな酒を呑みつつ、大好きなアーティストの音楽を聴き、楽しいオーディオライフを過ごしていますw

Mono horizon

オーディオやVR、ウェアラブルガジェットやゲームなどの雑感を駄文で不定期に気ままに綴っていくブログ。

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